研修を受けている時は優しかった先輩が。
現場では怒鳴られ、殴られ毎日が苦痛の日々だった。
営業のえの字も知らない私が現場に出るということは恐怖の一言。

ある程度のトークや基礎知識を研修したもののうまくいくはずもなく、結果成果の出ないまま帰るのも辛く逃げ出したい毎日だった。

とにかく
「話をしてもらえない」
「冷たくあしらわれる」


ある意味引っ込み思案な性格の私は凹み続けながら毎日毎日先輩に駄目だしをうけ、営業(もちろん飛び込み営業も)し続けました。(実績にならない日々が永遠続きました。)

帰る足取りも重く、先輩にどやされるのを分かっていながら毎日精神的に追い込まれていきました。(本当に追い込まれてうつになり、病院に通うようになって1年以内で辞めていく人がほとんどでした。)

私の毎日といえば
・ 朝は6時にきて見込み客の資料をチェック
(といっても見込みという言葉すらいまいち分かっていなかったのですが)

・ 朝礼が終わると一番に出かけ昼休みもとらずに回りまくる。
(サボるなんてことは考えもつかないくらいに先輩の鉄拳は恐怖なのです。)

・ 帰りは終電でしか帰ったことがない。もちろん泊まることもある。
(睡眠時間もほとんどとれないのに、眠ろうとしても明日のことを考えると不安になって眠れない。)

今思えば、よくこんな状況に毎日耐えられていたなと思います。
(この経験がのちのち、どんな状況でも耐えられるような不屈の精神を作っていたのだなと思います。)